読死寸前

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2009/04/30   「天馬の血族」 竹宮惠子 : 漫画


竹宮惠子といえば少女まんがの歴史を変えた(?)「風と木の詩」が
やっぱり有名なのかなあ。
私は「イズァローン伝説」で初めて竹宮作品を読んだのだった。
他にも色々読んだけど、一番好きなのはこれ。

~あらすじ~
都から遠く離れた草原にある騎馬民族の国・チグル汗国。
少女アルトジンは、幼い頃にチグルで行き倒れた旅人に残されて育てられたが、
その体には実は正当な皇位継承者である血が流れていたため、
今上帝が都をとりまく争いに巻き込んでいく。
アルトジンが慕う、チグルの若き王・オルスボルトと
その弟王子のイスマイルも長い時間をかけてその運命の渦に巻き込まれていく・・・・。
~ ~

こう書くと、「昔の中国とモンゴルあたりの話?」と思うし、
画面もそんな印象があるけど、まったく独特の世界観なのだと気づく。
だいたい、帝もアルトジンもチグルの人々も「気」という超能力めいたものを操るので、
SFっぽい感じもあるし。
「イズァローン伝説」が西洋チックなら、「天馬の血族」は東洋ふうという感じ。

この作品でとても好きなところは、
主人公のアルトジンがその人柄ゆえに多くの人を惹きつけて動かしていくところ。
彼女が皇位継承者であることを別としても、
彼女の人柄に惚れて動いていく人や異形のものは多い。
そしてもうひとつは、竹宮惠子のまんがならではなのだけど、
色々な登場人物のエピソードがそれぞれ独立したまんがになりえるほどによくできていて、
しかも物語の終盤にそれぞれがちゃんと物語の本流につながっていくという面白さ。
これがあるから「読み応えアリ!!」という感じがするのだ。

ラストもけっこうさわやかな終りかただし、
大人買いしてイッキ読みしても損はしないよー。


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読書し過ぎで、読死しそう。

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