読死寸前

本なしじゃ、生きていけない!!

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2010/07/04   「お艦(かん)の味」 協力・海上自衛隊 : 料理本


すごっくかわっていて、面白いレシピ本。
レベルが非常に高いという、海上自衛隊の艦の食事のレシピ集。
一度任務に就くと娯楽の少ない艦の上での最大の楽しみでもあり、ベストコンディションを保ってもらうためや
士気を高めるためにも食事は重要な位置づけにある。
特に海自では食事作りは専任の給養員を育てているところにも、その力の入れようが伺える。
(陸、航空は交代制らしい)

圧巻なのは、艦ごとにオリジナルレシピが存在するという、カレーのレシピの数々。
旧日本海軍の時代からカレーや肉じゃがとは深いかかわりがあることは知ってたけど、ここまでとはねえ。

全体に若干高カロリー気味なのは気になるけど、読み物としてもとっても楽しいし、
作ってみたいがっつりレシピがいっぱいの楽しい本だと思う。




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2010/06/05   「空飛ぶ馬」 北村薫 : 北村薫





北村先生も今や、直木賞作家なんだなあーなんて感慨深かったり・・・。
初めて北村薫の小説を読んだのは、敬愛する先輩が「スキップ」を貸してくださったとき。
作者はずっと女性だと思いながらよんでいたなあ・・・。

さて、この本は「私シリーズ」とか「円紫師匠と私シリーズ」と呼ばれるものの1冊目で、
東京の大学の文学部に通う「私」(女子)と、落語家である円紫師匠とが日常的な謎を推理するストーリー。
シリーズ物の短編集になっている。

殺人がないどころか軽犯罪も起こらないような謎もあるけれど、
人の心のひだを垣間見たり、自分の意外な一面を発見したりと「私」が成長していく姿を追う楽しみもあって
すごくよく出来た本だなあ・・・と思う。

「私」が化粧っ気のない、本ばっかり読んでるような女子だったり、
落語家の師匠(注、カレシでも不倫相手でもない既婚男性)と男と女でない交流を続けているところを
「小説としてのリアリティーがない」と、ちらりとややこしいことを考えてしまうのは、
トンデモストーリーに毒されすぎたんだろうなあ・・・とわが身を振り返ったりもした。
面白ければ、どっちでもいいんだよね♪♪

そして、この「日常の謎」を中心に据えて面白い本格推理ものになっているところは、
やっぱり並々ならぬ技量なんだろうなあ・・・・と思う。

このシリーズを読破する予定。


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2010/05/29   「焼きっぱなしのケーキ作り」中道順子・小川聖子 : 料理本


私のバターケーキのバイブル的名著。
実家に置いてあるのだけど、妹も手放せなくなったらしく。
廃版になっていたので、古本でゲット。

大学時代にバターケーキを本当においしく焼く練習をするために、教科書的に購入。
基本のパウンドケーキからフルーツケーキ、ブラウニーなどが載ってて
材料の説明もけっこう詳しい。

私はこの本をもとに徹底的にバターケーキを練習して、
友達や友達の妹さんから「うまく焼くコツ」なんかをけっこう質問されたりしたなあ。。。

お菓子作りに関しては、オールラウンドにレシピが掲載されてるものは上手になってからで
まずは「バターケーキ」「シフォンケーキ」「パイ」など、ひとつの分野に1冊のテキストを準備して徹底的に練習しないと上達はないと思う。

その点から言うと、写真がちょっとオシャレっぽいけど応用が利かなかったり
そもそも地雷レシピ満載の本が多い昨今。
この本が出てた頃は表紙がちょいダサでも
中身がしっかりしてるようなレシピ本が沢山あったんだよねー。

廃版とは本当に残念・・・なんだけど、後続の本が出てるからまあよしとしよう。



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2010/05/26   「黄金豹」 江戸川乱歩 : 江戸川乱歩


内容(「BOOK」データベースより)
東京都内に、「黄金豹」が現れるという、奇怪な噂が広がっていた。高価な美術品や宝石を盗み荒らし、あとかたもなく消えるというのだ。名探偵明智小五郎と小林少年は、事件の謎を突き止めるため捜査を開始する。果たしてまぼろしの豹の正体はいかに…。



タイトル通りの黄金豹は、人間の言葉を話し、神出鬼没、密室トリックなどもこなし、宝石や美術品をも盗む・・・。
「豹っつっても『あの人』の変装なんだよね?」
と思いがちなんだけども、そういう読者の安易な予想を否定するのが小林君と副団長の園田君との会話。
人間が変装すると後足はひざをつく形で着ぐるみを引きずることになるが、黄金豹の四肢はまさに獣のそれだったらしく、大勢の人をだますのは難しいだろうと・・・・。
このあたりの謎を引きずりながら、黄金豹は園田君のお父さんの豹コレクション(これもどうかと思うが)のひとつである、黄金の豹を盗もうとし、逃走の際には銭湯の煙突をどんどんのぼっていく・・・というシュールなシーンも見所。
最後にはもちろん、明智先生の明快な種明かしがあるのですっきりと読める。




2010/05/26   「奇面城の秘密」 江戸川乱歩 : 江戸川乱歩



名探偵・明智によって刑務所へ送られたはずの四十面相が、いつのまにか脱獄していた。次なる標的はレンブラントの名画。四十面相が口にする「きめんじょう」という言葉にはどんな恐ろしい秘密があるのか。小林少年の切り札、ポケット小僧の大活躍が始まる。 (「BOOK」データベースより)


「別働隊」でもアイドル的存在(?)のポケット小僧の大活躍編。
奇面城というのはもちろん、四十面相の秘密基地なんだけどもそこに潜入するポケット小僧にハラハラ・ドキドキしたなあ。
個人的に一番印象深いのが、潜入中にお腹が減ったポケット小僧が
四十面相のコックが料理したビーフステーキを盗み食いするシーン。

~・・・そして、木箱の上にナプキンをひろげると、まだゆげのたっているビーフステーキにかじりつき、パンをむしゃむしゃとやりました。そのうまかったこと。ポケット小僧は生まれてから、こんなにうまいものをたべたことがないと思いました。~

「おいしそう!!!」と何度も読み返した覚えのあるくだり。
そして、「四十面相はさすがに大泥棒なだけに、普段のおかずもビフテキなんやなー」とか思ったりもしていたなあ。




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Author:華岡 紬
読書し過ぎで、読死しそう。

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